待機電力

待機電力とは、実際に使用していないのに電源に繋いでいることにより電機製品が消費する電力のことです。そして、なんと驚いたことに家庭で消費される電力の7-10%が待機電力によるものだそうです。使用していない、つまり必要ないのに消費しているとなると、これはちょっと侮れない割合ですよね。

1. 待機電力を消費する主な電気製品

先ず、リモコンで操作する機械は、リモコンからの指示を受けられるようにスタンドバイの状態になっているので、待機電力がかかっています。たとえば、テレビ、ビデオ、ミニコンポなどのAV機器で30%を占めます。わざわざスイッチを入れに機器まで近づかなくても、ソファからリモコンで操作できるようにしている家庭がほとんどでしょう。後は、給湯機器、IT機器、エアコンなど空調機器です。電話やFAX、洗濯機などもコンセントが指しこんであるだけで電力を消費します。アイロン、ドライヤー、掃除機などはスイッチが切ってあれば、電力を消費しませんが、こういうものは普通、使い終われば、電源を抜いて片付けてしまいますよね。

2. 待機電力を節電するコツ

待機電力を使わないようにするといっても、一度リモコンの便利さを知ってしまった現代人には、電気製品を使うたびにわざわざ機器まで近づいて、コンセントを入れ、電源スイッチを入れてなんて面倒くさくてやってられないというのが実情ですよね。我が家の娘が5歳の時、昔はリモコンなんて無かったのよと言うと、エー、じゃあどうやってテレビをつけてたの?とびっくりされ、こちらが驚いたことがありました。とにかく、便利さをすべて剥奪するわけにはいかなくても、ある程度の節電はできます。

○電源を切れない製品を見分ける
留守番電話やFAX電話は、いつ電話がかかってくるかわからないわけですから、切るわけにはいきません。録画予約をしているビデオデッキや、デジタル時計の付いている電子レンジなども無理ですね。

○シーズンオフの製品や長時間使用しない製品はばっさり電源を切りましょう
春になり暖かくなれば、暖房器具の電源は切れますね。反対に秋なれば、冷房のコンセントが抜けます。日ごろ使っていない部屋のテレビやオーディオコンポも思い切って抜いてしまいましょう。また、家庭待機電力の消費割合ワースト2の給湯機器、ガスだから関係ないと思ったら大間違いです。就寝時、ガスの元栓を閉める際に、一緒に給湯パネルのスイッチをオフにする習慣をつければエコに貢献できますよ。

○スイッチ付きのコンセントが便利
一つ一つの電気製品のコンセントを抜いたり指したりするのは面倒くさくても、数個の電気製品のコンセントのスイッチを一斉にオフにするのならいかがでしょう。台所にある炊飯器やコーヒーメーカーなど一日中外出して使わない家電のスイッチを朝出勤前にオフにして、家に帰ったらオンにする。これだけでも、毎日一日の3分の一の節約になります。電気製品を買ったら、コンセントに名前を明記しておけば、どのコンセントが何の製品がすぐにわかるので便利ですよ。

○待機電力の少ない電化製品を購入する
最近は待機電力が少なかったり全くかからない電気製品が出ています。買い換える際には、その点に注意するのもいいですね。