停電に備えて


震災による停電は、いつ来るか予測ができず、また回復の見越しもいつになるかわからない長期戦です。そのために準備万端でいるなんてことはできませんが、できる範囲で、防災グッズを用意して、サバイバルの知識を得ておくことは必要ですよね。また度重なる計画停電も、ある程度の準備があるとスムーズに乗り越せます。そこで、簡単にできる準備策をご紹介します。

停電対策


○冷蔵庫と冷凍庫の準備
停電になって一番影響を受ける家電は冷蔵庫と冷凍庫ですね。まずは、なるべく、冷蔵庫内の食材を少なくしておくこと。冷やさなくてはいけないものの量が少ないほど望ましいからです。悪くなりやすいものは食べておき、常温でも問題ない食材は、停電中は外に出すようにします。また、事前対策として、通電中に保冷剤を多く凍らせておき、停電時に、冷蔵庫に移すと、庫内の温度を保つのに役立ちます。保冷剤がない場合は、ペットボトルやジッパー付ビニール袋に水を入れて凍らせても代用できます(満タンにすると破裂するからお気をつけください)。魚や肉などは、保冷バッグに保冷剤とともに入れてから冷蔵庫に入れるとさらに効果的です。冷凍庫は反対にたくさん凍った食材があると、それが保冷剤の役を果たすので温度を保つのに役立ちます。とはいえ、これは計画停電で数時間のみ停電する場合です。それ以上の場合はどんどん溶けていきますので、むやみにたくさん詰め込んでも溶けてしまい食べれなくなる恐れがありますからご注意を。そして、停電中はなるべく扉の開閉を少なくすること。開けるたびに温度を上げているのだと考えてください。

○夜間のための明かりを確保
停電でも使える懐中電灯、ランタン、ろうそく(倒れにくいもの)などを用意しておきましょう。長時間の停電に備え、乾電池で動くものは乾電池の代えも用意しておくこと。一番よいのは、ソーラー充電や、手動充電ができるランタンです。電池切れなどというハプニングもありません。また、家族がいる場合は、人数分の明かりを用意しておくと、別行動を取るときに便利です。最近は寿命の長いLED電球のものや、ラジオも搭載したランタンやLEDライトが出ていますので、お買い求めの際には検討する価値があります。

○水を確保
集合住宅などで水の汲み上げを電力で行っている場合は、停電で断水になりますから、確認しておいた方がよいでしょう。また、個人住宅でもオール電化なら水が使えなくなることもあります。通電時に一度ブレーカーを落としてみて、何が使えなくなるのか疑似体験をされることをお勧めします。飲料水は買い置きのミネラルウォーターがあったとしても、意外に必要なのが飲み水以外の用途の水です。調理、洗顔、手洗い、トイレなど、必要な量の水をやかんやバケツ、浴槽などに用意しておきましょう。とはいえ、長時間の停電、断水の場合、サバイバルに必要なのは飲み水です。それ以外の用途の水はできるだけ控えるようにしましょう。何も用意していなかった時に突然の断水にあったら、トイレのタンク内の水が飲料可能だということを覚えておくと役立ちます。イメージは悪いですが、絶えず入れ替わっているきれい な水道水なわけですから、飲料水として使えます。

○コンセントを抜く
計画停電であらかじめ停電になることがわかっている時は事前に電化製品のコンセントを抜いておきましょう。通常は問題ありませんが、パソコンなどはハードディスクに影響して、データー消失などというケースもあります。また、突然の停電の場合も、モーターを使う製品などはコンセントを抜いておいたほうが安全です。電気が回復した際に一斉に稼動してヒューズが飛ぶなどという可能性を避けるためです。